ガイドブックプロジェクトは、現地の子どもたちと一緒にS.P.K.遺跡を回り、彼らから見た遺跡の姿をガイドブックにしようというものです。このプロジェクトを行った背景には、S.P.K.遺跡が持つ歴史や、そこに込められている願いを現地の子どもたちと再び見つめ直したいという思いがあります。本プロジェクトは以下の２つを目的として行いました。１つめは、ガイドブックを通して、現地の子どもたちが考えるS.P.K.遺跡の魅力を、現地の人や観光客、日本国内の人々など多くの人に知ってもらうことです。２つめは、Ju-Ju自身が現地の子どもたちと遺跡について学ぶことです。団体の創設者であり、現在遺跡で活動されている吉川舞さんに遺跡ツアーをしていただきました。現地の人々の生活にも触れることが出来、非常に有意義な時間を過ごせました。このプロジェクトを通して遺跡について学ぶだけでなく、人々と遺跡がどのように関わり合いながら生活しているのかを感じることができました。遺跡について子どもたちと意見交換を行うと、いかにS.P.K.遺跡がコンポントムの人びとにとって身近で神聖な場所であるかを感じることができました。